どうも皆さんこんにちは、KUROです。
森岡毅さんのベストセラー本『苦しかったときの話をしようか』
この本を読んでみようと思ったきっかけは自分の強み、特徴とは何か?
ビジネスの世界で自分は何を軸に生きていくのか?
日本を代表するプロマーケターが導き出した思考を学びたいと思ったからです。
300ページにも及ぶ本書の中にたくさんの金言がありました。
競争社会を生きるビジネスパーソンから就活生まで、多くの人におすすめの一冊です。
著者プロフィール
森岡 毅
日本を代表する戦略家・マーケター。
高等数学を用いた独自の戦略理論、革新的なアイデアを生み出すノウハウ、マーケティング理論等、一連の「森岡メソッド」を導入し、経営危機にあったUSJをわずか数年で劇的に経営再建。 日本のP&Gでブランドマネージャーとしてヴィダルサスーンの黄金期を築いた後、P&G世界本社(米国シンシナティ)へ転籍、北米パンテーンのブランドマネージャー、ヘアケアカテゴリー アソシエイトマーケティングディレクター、ウエラジャパン副代表を経て、USJ入社。同社CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)、執行役員、マーケティング本部長を務める。 USJ再建の使命完了後、2017年、マーケティング精鋭集団「株式会社刀」を設立し、「マーケティングで日本を元気に」という大義の下、数々のプロジェクトを推進。USJ時代に断念した沖縄テーマパーク構想に再び着手し注目を集める。
この本から学んだこと
・自分の強みを知り、戦場を選択する必要がある。
・認識できる世界を広げることが重要。
・My Brandを作り上げ自分を売り込むことで価値を手に入れる。
・転職は手段。積極的な転職が成長を加速させる。
・結果が全て。お人好しは淘汰される。
・この世界を生き抜くためには、自分の強みで戦うしかない。
・成功は必ず人の強みによって生み出される。
印象に残った言葉、8選
不正解とは自分に向いていない仕事についてしまうこと
正解のない世の中に不正解があるとすれば、それは自分に向いていない仕事に就いてしまうことです。成果は自分の特徴によってもたらされる。まずは自己分析をして自分の強み・弱みを知ることが大切です。ナスビを合っていない土壌に無理やり合わせると残念なナスビになってしまう。
面接はHowではなくWhatで話せ
伝え方より中身、何を伝えるか?こそが重要です。中身があって初めて価値を持つ。ゼロにいくら大きな値を掛けてもゼロのまま、中身のない話をしたところで誰の心にも響かない。自分が腹の底から信じていることを精一杯に伝えることが大切です。
My Brandで自分という商品を買ってくれる確率を上げろ
就活や転職でも面接官(購買者)に自分という商品をいかにして理解してもらい、買ってもらうかを考える事が重要。押し売りではなく軸のあるブランド設計図を作り上げる。自分をブランディングしてみよう。
転職で成長ブーストをかける
転職はキャリアの目的を達成するための手段です。現状維持バイアスに支配されるのではなく積極的な転職が己の成長を加速させる。新しい環境、違ったモノの見方、新しい人間関係や仕事内容それらに向き合うことで結果として認識できる世界が広がっていきます。できる仕事を何度もこなして気持ち良くなっている自分がいたら要注意です。
職能の掛け合わせは中途半端や軸から外れてないか気を付ける
希少な人材になるために職能を掛け合わせてシナジー効果を狙うのは大切ですが、自分のブランド設計図の軸から外れてしまっては逆効果です。信念と行動の一致は大切。消耗品な人材ではなく、辞められたら困る価値ある人材になろう。
圧倒的格差を生むのは知力の差
経済格差、貧困は原因ではなく知力の格差がもたらした結果に過ぎない。自分のユニークな特徴を認知できれば一人一人が特別な価値を生み出せます。自分がコントロールできる変数、『特徴の理解』『それを磨く努力』『環境の選択』を最大限高めましょう。
人間は平等ではない
自分の時間を24時間使って稼ぐサラリーマンと、他人の時間を24時間使って稼ぐ資本家。資本主義とはサラリーマンを働かせて資本家が儲ける構造です。サラリーマンの外に資本家の世界があることを知った上で自分を生かす機会を掴めるように認識できる世界を広げよう。
痛がり屋さんになるな
誰もあなたの命まで取ることはないです。クビになったら新しい居場所を見つければいい。挑戦する不安は未来への投資です。挑戦しない癖がつくと長い人生が退屈になってしまいます。不安と共存して向き合う明日を生きましょう。
まとめ・アウトプット
自分の強みを見つけ最大化すること、認識できる世界を広げることが、長いキャリアを歩むうえで大切だという事を学びました。
自分をブランド化しマーケティングする視点をもっと高めていきたいです。
資本主義社会の構造を理解してサラリーマンマインドから抜け出すために、もっと多くの情報や本から得られる知識を獲得し行動・アウトプットを加速させます。
ストレングスファインダーを活用して自己分析を行い自分の強みを見つけます。